ご紹介するテーマは『3ヶ年計画』です。会社として中・長期的に戦略を練るために必要なのがこの3ヶ年計画です。
私は3年後に独立します。そのために3ヶ年計画を作成しました。計画を立てることで次なる動きが明確になり無駄を省いてくれます。
当記事では
- 3ヶ年計画の作り方を知りたい人
- 3ヶ年計画を作成する人
に向けて発信しています。
当記事を読んで3ヶ年計画について知識を入れていきましょう。
3ヶ年計画とは

3ヶ年計画とは会社を運営していくために必要な戦略のことをいいます。
3ヶ年計画から5ヶ年計画のことを中期経営計画とも言います。
会社を運営していくために『売上』や『利益』を『安定的』に出す必要があります。そのためにどんなビジネスを展開していくと良いのか中期的に計画をしていきます。
私は3年後に独立するための3ヶ年計画を作成しました。
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3ヶ年計画の考え方

3ヶ年計画を考える時に必要なことは『現状』や『課題』について考える必要があります。
この現状や課題について考え見つけることができれば次にどんな計画を立てていけばいいのか分かるようになります。
ではこの現状と課題を具体的に説明していきます。
計画を立てる時にまずは現状を知ろう
会社としての現状を考える上で『定量的な分析』と『定性的な要素』から現状を見ていく必要があります。以下ではこの2つの分析方法についてご紹介します。
定量的な分析とは
数値のデータを基に分析することを定量的な分析と言います。
例えばその①)
ブログを運営してる方がこの定量的分析をする場合にはグーグルアナリティクスから『セッション数』や『PV数』という数値をみて分析していきます。
例えばその②)
会社で言えば決算書からみる数値を分析していくことで現状が分かってきます。決算書で見るべき現状把握ポイントは
- 安全性
- 成長性
- 収益性
- 効率性
この4つを見て現状を知る必要があります。
定性的な要素とは
数値では見えないリアルな声のことを定性的な要素と言います。
定性的な要素を分析する方法は
- インタビュー
- アンケート
- SNSで消費者がが放つ声
- 口コミ
などこの様な方法から定性的な要素を分析していくことができます。
現状から課題をあぶり出そう
上記の2つの方法から現状を見える化することで『課題』や『問題点』を出すことができます。
ではこの課題や問題点をあぶり出すために必要なのが『6W2H』や『課題設定シート』を使ってあぶり出していきましょう。
6W2Hとは
6このWと2このHを使って課題や問題をあぶり出します。
6W2H
- Who(誰が?)
- Whom(誰に?)
- What(何を?)
- How(どのように?)
- Why(それはなぜ?)
- When(いつ?)
- How(なにを?)
- How much(いくらで?)
この様に色々な角度からヒアリングすることで問題をあぶり出しまとめることができます。
課題解決シートとは
問題や課題を解決するために取り組む計画表のこと言います。
解決シートに記入する項目は
- 解決すべき問題点を記入する
- 今後、取り組む課題を記入する
- 取り組む課題を6W2Hでまとめる
以上が課題解決シートの作り方になります。
3ヶ年計画の作り方

ここからは実際にどうやって計画を作るのかご紹介していきます。
3ヶ年計画をたてるために以下の方法を使って作っていきます。
3ヶ年計画の作り方
- ミッション
- ビジョン
- バリュー
- 現状の把握
- 競合他社の分析
- 数値の目標を設定する
- 行動計画表を作る
この7つの方法から3ヶ年計画表を作成していきます。
それではこの7つの方法について私が独立するための計画表を例にご紹介していきます。
ミッションとは
企業や会社が果たすべき使命のことをいいます。では独立する上で私が考えるミッションについてご紹介します。
イトウのミッション)
一般社団法人◯◯
貴社を通して誰かを笑顔にするために奉仕活動や支援事業をしていきます。
ビジョンとは
企業や会社が目指すべき姿がビジョンとなります。
イトウのビジョン)
広島のサッカー界を盛り上げる。または育成年代の各チームの架け橋となること。
バリューとは
企業や会社としてどう振る舞っていくのか。または会社としての在り方のことを言います。
イトウのバリュー)
現状の把握
上記でお伝えした方法
- 定量的な分析
- 定性的な要素
を使いながらここでは強みや弱みを客観的に分析していきましょう。強みと弱みを洗い出したら次に何が足りないのか考えて行きましょう。
競合他社の分析
同じサービスを考える競合他社の分析をします。
- 戦略
- シェア
- 価格
- 品質
- 機能
- 技術力
などから分析していきます。
数値の目標を設定する
ビジョンを達成するためにどれくらいのリソースが必要なのか逆算から設定していく必要があります。
数値目標を決めることで次の行動の指標となります。
行動計画表をつくる
数値目標を決めることができたら最後は各部門から具体的にどのように行動していくと良いのか決めることになります。
安定したビジネスを展開するためにまずは計画を立てよう

ビジネスを展開するためには今回ご紹介した3ヶ年計画を作成することで安定的な経営ができるようになります。
3ヶ年計画を立てることで売上や利益を安定的に出すことができます。
計画を立てることで現状把握と課題点を見つけることができ優先順位を作ることで無駄のない活動ができるようになります。
あなたも3ヶ年計画を作成し安定した会社経営からビジネス展開していきましょう。