【第100回選手権予選決勝】皆実高校VS瀬戸内高校
11月14日(日)11時45分キックオフ
結果は1対2で瀬戸内高校が全国の切符を掴みました。
この決勝ではキッズ時代からジュニア時代まで指導してきた子供たちが試合に出場しました。
その影響なのか画面越しではありますがとても熱が入りました。
今回は私が観戦した中で皆実高校の敗因について詳しくご紹介していきます。
本文に入る前に要因や敗因についてご紹介します。
皆実高校の3つの敗因とは
- 1トップを2トップにするべきだった
- 個々でのクオリティーの低さ
- もっと早くキーマンを出すべきだった
試合をみて私が感じた3つの敗因です。
この3つについて詳しく説明していきたいと思います。
皆実高校VS瀬戸内高校の采配
皆実高校 | 瀬戸内高校 | 皆実高校の控え | 瀬戸内高校の控え |
---|---|---|---|
GK大代(2年生) | GK大木(2年生) | GK沖野 | GK西浦 |
DF入江(3年生) | DF伯野(3年生) | DF新中 | DF板垣 |
DF松永 (3年生) | DF有吉 (3年生) | MF大川 | DF高橋 |
DF田井 (3年生) | DF平山 (3年生) | MF藤井 | DF坂根 |
DF桑原 (3年生) | DF松浦 (3年生) | MF立通 | MF越田 |
MF中島 (3年生) | MF江川(2年生) | MF金山 | MF川本 |
MF島津 (3年生) | MF正法寺 (3年生) | MF石崎 | FW野上 |
MF藤井(2年生) | MF長谷川 (3年生) | MF黒小 | FW浦岡 |
MF渡辺(1年生) | FW梁 (3年生) | FW中谷 | FW山岡 |
MF田部 (3年生) | FW澤田(2年生) | ||
FW倉 (3年生) | FW佐野 (3年生) |
まずこの両チームのスタメンを見て感じて欲しいのがフォーメーションです。
瀬戸内高校は4-3-3と攻撃的なチームスタイルとなり一方の皆実高校は4-5-1と保守的なフォーメーションを採用している。
試合でも攻めの瀬戸内か守の皆実となりました。
皆実高校VS瀬戸内高校のマッチレビュー
皆実高校は準決勝までDFで出場していた倉選手が決勝ではFWで出場した。
185㎝の長身を持つ倉選手がポストプレイを起点に皆実高校が1点とったが瀬戸内から2失点したため付き力尽きた。
瀬戸内高校は前線からプレッシャーをかけ個々での仕掛けからチャンスを作りセットプレーをきっかけに2得点した。
この結果第100回広島大会は瀬戸内が優勝し全国の切符を掴み取った。
ここからは私が感じた皆実高校の3つの敗因についてご紹介していきます。
皆実高校の敗因について
1トップを2トップにした方が良かった
倉選手にボールが収まれば形になるが収めることが出来ない状況が多かった。
それもそのはず高校ではFWではなくてDFが本職だからだ。
更に運動量をもってサイドに流れる動きをすることもなくFWとしての引き出しがあるわけでもなかった為チャンスを作れなかったのは否めない。
ならばトップ下にいた渡辺選手が裏に抜け出す動きをしていたわけでもなかったため相手からすると驚異にならなかっただろう。
この状況を打破するなら私だったら2トップにして一人はポストプレイもう一人は裏への動きをさせ役割分担させたかなと思う。
個々でのクオリティーの低さ
サッカーには個人戦術とグループ戦術というものがある。
その中で個人戦術が瀬戸内より劣っていたことも敗因となるだろう。
特にボールロストが多くつなぐこともも出来ず仕掛けることもできなったのが最大の敗因となる。
もっと早くキーマンを出すべきだった
失点から数分で桑原選手のゴールで同点となったがキーマンの大川選手や50メートルを5秒台で走る藤井永遠選手をもっと早くに投入するべきだと感じました。
5人も変更が効くのなら思い切って決断する必要もあったのではないかと感じました。
まとめ
以上が私が感じた3つの敗因となります。
教え子たちとはラインを通して少し話をしました。
もう気持ちを切り替えて次なる目標へ進みだしていました。
時が来ればごはんにでも行きたいと思います。
瀬戸内高校サッカー部の皆様は次は全国大会となります。
広島県代表として頑張ってほしいと思います。