こんな方におすすめ
- サッカー少年のお父さん・お母さん
- サッカー少年の指導者
- 自己肯定感について勉強したい人
10月26日(火)に私は自己肯定感の講座を受けにJMSアステールプラザに行ってきました。
今回受けた講座の主催は『公益社団法人スコーレ家庭教育振興協会』という団体です。
今回私が受講した理由は
- 子供と関わる仕事で少しでも勉強したいと思ったから
- 子供の心理学的なことを学びたいと思ったから
- 自己肯定感について学びたいと思ったから
- 子供が生まれパパになったから
- サッカーの現場や運動の講師として幅を広げたいと思ったから
上記の理由より受講しました。
当記事を読んでくれているあなたは
- 子供を持つお父さん・お母さん
- サッカーの指導者
- 運動の先生
- 学校の先生
- 自己肯定感について学びたい人
だと思っています。
当記事を読むことで
- 自己肯定感について学ぶことができます。
- 自己肯定感を高める方法が分かります。
- 自己肯定感の高い人と低い人の特徴が分かります。
自己肯定感について知りたい方は是非最後まで読んでみて下さい。
自己肯定感とは
自己肯定感は感覚的に研ぎ澄まし自己コントロールを制御し自分という存在を認め自信をもって行動していくことを言います。
子供の自己肯定感を高めるためには大人である親やサッカーでいえば指導者が子供のことを共感してあげることが必要です。
共感してあげることでサッカーでいえば自分はチームに必要な存在だと感じもっと頑張ろうと行動してくれます。
ではこの共感方法についてですがご紹介する前にまずは自己肯定感の高い選手と低い選手の特徴についてご紹介していきます。
自己肯定感の高い選手と低い選手の特徴は?
【自己肯定感の高い選手は】
- 失敗しても下を見ず何度も果敢に挑戦できる選手
- 上手くなるために自分で考えて行動できる選手
- プロになる為に逆算してトレーニングに励むことが出来る選手
- 自分は絶対に出来るんだと諦めない選手
【自己肯定感の低い選手は】
- 失敗したら下を向いてしまう選手
- 失敗に恐れチャレンジしない選手
- 自分から行動できない受け身な選手
- 自分にはできないと諦めてしまう選手
自己肯定感の高い選手と低い選手にはこんな特徴があります。
自己肯定感を高めるためにサッカー少年におこなう共感方法とは
オウム返しすること
サッカーの練習後に子供が発する最初の言葉をオウム返ししてみよう。
【例えば】
子供『今日はサッカー疲れた~』
親『そっかぁ、サッカーして疲れたんだぁ』
など子供が発した言葉をそのままオウム返しすることで子供は『親に共感してもらえた』『自分のことを分かってくれているんだ』と思ってくれます。
子供が発したことをそのまま受け止め共感することで子供は変化していきます。
常に肯定からはじめる
子供が発した言葉をそのまま肯定してみよう。
【例えば】
子供『今日ねぇ、試合で相手が強かったんだぁ』
親『そっか、そうなんだね。強かったんだね』
このように自分の意見を伝える前に先に子供が言った言葉を一度肯定的に発すると良いでしょう。
肯定的に入ることで子供は『話を聞いてくれているんだ』と思い積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれます。
共感しにくいことを共感する
この共感しにくいことを共感するとは
サッカーで例えるなら状況判断が分かりやすいかもしれませんね。
親や指導者はある程度サッカーというものが分かっていますが実際に試合をするのは子供です。
自分が持っているサッカーの判断基準が子供とは違うことは多々あります。
【例えば】
試合中に子供がゴール前でパスしたとしましょう。
親や指導者は『そこはシュートだろう』と考えた場合に
【ダメな例】
指導者『ゴールに行けよ』
親『シュート打てよ』
【良い例】
指導者『あのプレイのイメージは?』
親『あの時なんで打たなかったの?』
など子供が判断したプレイに対して意見をぶつけるのではなくまずは聞いてあげることが重要です。
親や指導者の考え方は一度どっかにしまい子供が行った判断に対して意見を聞き共感してあげることで子供は積極的にプレイしようとしてくれます。
子供のどんなことに対して共感するか考える
サッカーにおいて子供は色んな見方をしてきます。
大人の考え方よりも子供はもっと単純なことに対して意見を言ってきます。
例えばなんでボールって丸いの?など唐突に違った角度から意見を言ってきます。
そんな時も最初に自分の意見をぶつけるのではなく『なんで丸いと思う?』など聞き役に回ってあげ答えたことに対して共感してから意見を言ってあげましょう。
常にどんなことを共感してあげるか先に先に考えておきましょう。
子供と親の見事な肯定的な意見交換【実話】
これは親と子供がサッカーの試合を通して見事に絆を深めた実話です。
子供『試合に負けて悔しいしよ~』
この子供は人生で初めて試合に負けて号泣している子供です。
この時あなたならどうしますか?
A:慰める
B:喝をいれる
C:一緒になって悔しがる
あなたならどうしますか?
この実話ではCの一緒に悔しがることで子供は負けたことを認めて次のステージに行くことが出来たのでした。
肯定感を意識するならば共感することが本当に必要です。
決して慰めるではなく喝を入れるのではなく一緒になって悔しがり共感することが大事となってきます。
少年サッカーが自己肯定感を高めるためには一緒になって共感していくが絶対条件です!
以上でサッカー少年に必要な自己肯定感の高め方や特徴に共感方法となります。
子供が成長するために絶対に必要なのが失敗を恐れず行動できる力となります。
その根底にあるのが今回ご紹介した自己肯定感となります。
子供のサッカーに親の考えや指導者の考えはいりません。
必要なのは子供が今何を考え何をもって行動したのか、
それに対して親や指導者は否定せず共感してあげることで子供は次に向かってチャレンジしていきます。
特に身近にいるお父さん・お母さんは我慢という概念を変えて子供がどんな言葉を発するのか先回りしながら共感言葉で伝えていきましょう。
私自身自己肯定感について学んだことを指導の現場または一児のパパとして子供達と接していきたいと思います。
当記事がお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。