取材日/2023年8月18日/時間帯11:00〜12:00天気/曇
サカダンでは対談企画としてサカダンラジオを使って対談(取材)をさせて貰うコーナーを作りました。
そして最初にご連絡頂いのが筑波大学蹴球部4年生の鎌田さんです。
鎌田さんは大学サッカーについて想いをもっておりもっと大学サッカーを発展させたいと考えています。
サカダンラジオでは音声ベースとしてあげています。
当記事では鎌田さんの取材についてテキストベースとして一つのコンテンツとして掲載させて頂いています。
- 大学サッカーに決めた理由は?
- 大学サッカーを経験してきてどう感じましたか?
- 大学サッカーの魅力とはなんですか?
- 筑波大学のサッカーについて
- サッカーをお通した将来設計について
- サッカとの関わり方について
- 今後の目標について
- 将来の夢について
大学サッカーに興味のある人や筑波大学について知りたい人は参考にまで読んでみてください。
サカダンラジオの対談音声を聞きたい方はコチラ
直接音声でラジオを聞きたい人は下記から聞いてみてください。
ここからはテキストベースでご紹介していきます。
本日の対談者の紹介
- 本名:鎌田航史(かまだ かずし)
- 年齢:22歳
- 居住:茨城県つくば市
- 学校:筑波大学
- 目標:海外移住し指導者ライセンスの取得を目指す
- 将来の夢:日本をサッカー大国にしたい
これが鎌田さんの簡単なプロフィールになります。
サカダンラジオに出てみたいと思った理由は?
鎌田氏「サッカーについての夢や目標や考えを共感してもらいたい。」
その中で応援してもらったり協力してもらえるように自分を知ってもらいたいということでご出演しました。
なざ大学サッカーを選んだんですか?
鎌田氏「大前提として大学のサッカーを経由してプロになりたいと思ったからです。」
関東大学サッカーの一部リーグで探した中で筑波大学に決めました。
高校では北海道のなかでもベスト8位〜ベスト4位ぐらいのチームでサッカーをやってきて大学で開花したいという想いから進学を決めました。
大学のサッカーを4年間経験してきて率直にどう感じましたか?
鎌田氏「大学のサッカーはレベルの高い選手が集まる場所だと感じました。」
特に筑波大学は全国のトッププレイヤーが集まる場所。
- 選手権を経験している選手
- インターハイを経験してる選手
- ユース出身の選手
- プレミアリーグ経験している選手
鎌田氏「自分が想像している以上に実力揃いの選手が集まっていることに驚きました。」
大学サッカーの魅力はなんですか?
鎌田氏「選手として考えた場合に上のレベルを知れることが一番の魅力だと感じました。」
よりサッカーに特化した活動ができるのが大学サッカーです。
鎌田氏「大学サッカーでは選手以外の経験もできることも魅力的でした。」
- 試合の分析
- 小学生年代に指導に出向く
- ホームゲームの運営
上記のようなことから大学サッカーにはいることで選手以外の活動にも触れられるいい機会になります。
筑波大学の魅力について教えてください!
鎌田氏「筑波大学は学生主体のチーム作りだと考えています。」
筑波大学のサッカーに関わる大人の方は監督のみということでそれ以外は全て学生が担っています。
チームの運営も全て学生が担います。
- 会計
- 運営
- 分析
筑波大学は基本的に大人が仲介せず学生の力でチームの運営をしています。
そのため、「人間力」「自立」「生きる力」「主体性」が自然と身につきます。
筑波大学のサッカー部は推薦が5名から7名ぐらいであとは一般でチームが構成されています。
直近では筑波大学からプロ選手は出ていますか?
- 筑波大学→FC琉球(岩本 翔)(森 侑里)
- 筑波大学→横浜Fマリノス(角田 涼太郎)
- 筑波大学→コンサドーレ札幌(高嶺 朋樹)※現在は柏レイソル所属
- 筑波大学→柏レイソル(加藤匠人)
- 筑波大学→アスルクラロ沼津(和田 育)
- 筑波大学→柏レイソル(森 海渡)※現在は徳島にレンタル中
- 筑波大学→川崎フロンターレ(三苫 薫)※現在はブライトンで活躍中
- 筑波大学→ヴィッセル神戸(山内 翔)※特別指定選手として練習に参加している
筑波大学はプロになるための環境が整っている。
ただ、プロになるだけではなくて自立した選手として活躍できるのも筑波大学の魅力の一つです。
大学サッカーからプロになる選手の共通点を教えてください
- 運動能力の高さを持っている選手
- 大学生同士の試合では突出したものがある選手
- 違いが出せる選手
- 応援される選手
プロになる選手は個人の能力は勿論、試合全体の中で違いを出せる選手がプロになっています。
更に人として「応援される選手」こそプロになっています。
筑波大学は約200名もいる大きな組織となっています。
余り関わりを持っていない人までも応援したくなるような人柄やオーラをもっている選手がプロになっています。
サッカーを通した将来設計について教えてください
鎌田氏「まず、大前提として私が高校卒業するなか将来設計が出来ていたかという出来ていませんでした。」
自分の将来を考えるタイミングは大学と思っていて貴重な時間を大学サッカーに充てることで「色々な出会い」がありました。
そのなかで色んな価値観に触れることで自分自身は将来どんなことをしたいのか改めて考えることが出来ました。
特に同じ志をもっている仲間と進路について話すことでより今後の活動について向き合うことが出来ました。
もし小学生のうちからサッカーを通して将来設計をさせるなら
- 保護者さん
- 監督さん
- コーチさん
の存在が大きく、どの様なルートから逆算して結びつけてあげる事ができるかが重要だと感じます。
色々な業務からサッカーと関わることで変化はありましたか?
鎌田氏「サッカーを見る・する・支える、全てを経験してきてサッカーに対する考え方が変わりました。」
例えば)
指導者を経験することで練習中にコーチや監督がなにをいいたいのか読み取ることが出来ました。
分析をすることで客観的に試合を見ることができました。
筑波大学サッカー部として地域に応援して貰う取り組みから営業力を身につけることできる。
サッカープレイヤー以外のことを経験することで違った見方や考え方を学べました。
鎌田さんの今後の目標として海外挑戦のきっかけは?
鎌田氏「自分が見たことない景色を見てみたい」
これまで日本でやってきたサッカーは果たして本当のサッカーなのか知りたくなりました。
2023年の3月にスペインへサッカー留学した時に
日本のサッカーとスペインのサッカーの認識が違っている
将来日本をサッカー大国にするためには外から見た視点が重要になると感じました。
だから海外に移住して指導者ライセンスの取得を目指したいと思っています。
行きたい国はアルゼンチンです。余り日本人が行っていない国で指導者として活動したいです。
指導者として「中学生や高校生年代を指導したいです。」
鎌田さんの将来の夢は日本をサッカー大国にすること!
鎌田氏「日本をサッカー大国にするためにまずは指導者の道へすすむことです。」
現在の鎌田さんの取り組みとして
- 筑波大学では一つのカテゴリーのアシスタントコーチをしている
- 小学生のサッカースクールの指導をしている
指導者として上記の様な取り組みをしています。
日本をサッカー大国にするために自らが海外に行き色々な経験をした後に日本に帰ってきて全国を渡り歩きながら日本をサッカー大国にしていきたいです。
日本をサッカー大国にするためにやるべきことはなんですか?
鎌田氏「まずは指導者育成が重要だと感じます。」
子供たちに色々なモノの考えを与えることができる指導者を増やすことだと思います。
国全体としては常にサッカーが露出される環境作りをするべきだと感じます。
そのためにはJリーグをもっと盛り上げること、日本のサッカーがもっと人気が出るための取り組みをすることが大事だと考えます。
鎌田さんから皆さんへ
今日はこの様な場を頂きありがとうございました。
自分は大学サッカーを経験してきて、大学でもサッカーに費やすことは大事だなと感じました。
高校サッカーで終わるのではなく、大学サッカーも将来の為になる学びの場だと思って一つの選択肢として考えて貰いたいです。
特に筑波大学は選手としても就職する際にも役立つ環境が整っています。
今回のお話が少しでも参考になれば幸いです。
さいごに
今回はざっくりとした取材となりました。
もっと深堀りして聞きたいことが沢山ありました。
- 運営企画について
- 指導者として
- ホームゲームにどうやって観客を呼ぶべきか
- 筑波大学サッカー部の恋愛事情について
鎌田さんには今後も取材しても大丈夫と言うことだったので第2回、第3回と取材させて頂きます。
鎌田さん、今回はこの様な貴重なお時間を頂きまして本当にありがとうございました。