青森山田高校でレギュラーになって活躍したいなぁ.。どうやったら青森山田高校でレギュラーとして活躍できるのか知りたいです。
こんな悩みをもったサッカー選手へ
- 青森山田高校で活躍したい
- 青森山田高校で選手権に出たい
- 青森山田高校でどうやったら選手として活躍できるのか知りたい
今回は青森山田高校出身のライターさんである松浦さんの実体験談を含めご紹介していきます。
青森山田高校と言えばFC東京で活躍中の松木玖生選手をはじめ、町田ゼルビアの監督に就任した黒田剛監督など注目される選手やスタッフなどを排出した名門であり強豪の青森山田高校です。
そんな青森山田高校で選手権で活躍しプロになりたいという選手たちは大勢いるでしょう。しかし、いざ入学してから、そのレベルの高さに打ちのめされてしまう選手は少なくありません。
そこで今回は、サッカー強豪校に入学してから、いかにして1軍で活躍できるようになるか。そして1軍で活躍する選手とは、どのような選手なのかを話していきたいと思います。
当記事を読むことで
- 青森山田高校でレギュラーになる選手の考え方が分かる
- 青森山田高校でレギュラーになる術が分かる
- 強豪校で活躍するためのマインドが分かる
青森山田高校で活躍したい選手または青森山田高校に行ってほしい保護者のかたは参考にまで読んでみてください!
【はじめに】ライターである松浦さんのサッカー実績について
※この写真は松浦さんからのご提供です。
これは青森山田時代の柴崎選手と松浦さんのツーショットになります。
今回ご紹介して頂いたサッカーライターの松浦さんのサッカー実績をご紹介します。
サッカー実績
- あざみ野FC(小学2年生〜小学5年生)
- コンサドーレ札幌U12
- コンサドーレ札幌U15
- 青森山田高校
※トレセンでは札幌選抜や北海道選抜に青森山田選抜(国体5位)とご活躍されたライターさんです。
ゲキサカのサイトでも松浦さんの画像が掲載されています。
そんな実績を持つ松浦さんですが下記ではレギュラーになるための要素のについて先に結論をご紹介します。
青森山田高校で生き残る要素とは
※この写真は松浦さんからの画像提供です。
これから実体験談をはじめ、お話をしていく前に生き残るための結論をご紹介します。
- 反骨心
- 努力を惜しまない
- 負けず嫌いであれ
- メリハリをもつこと
- 自分を信じ続けること
- 自分に期待し続けること
- 感謝の気持を持ち続けること
実体験談を含めお話をしてく中でこの様な要素が出てきます。是非真剣に読んで頂けたらと思います。
青森山田高校や各地強豪校では何軍まである?
まず、サッカー強豪校は部員が非常に多く、100人を超える高校も少なくありません。
僕がいた青森山田高校は、当時Aチーム(1軍)・Bチーム(2軍)・Cチーム(3軍)があり、さらに各カテゴリでA1・A2などと分かれていました。
1軍のA1はスタメンクラスの選手たちです。そしてA2がサブ組となっていました。
僕が青森山田にいた当時は、基本的に1軍・2軍の選手が学校の敷地内にある人工芝のグラウンドで練習し、3軍の選手たちは片道5km以上離れた土のグラウンドで練習していました。
このとき、一応バスでの送迎がありましたが、3軍でも意識の高い選手は行き帰り走っていました。
100人以上いる部員のなかで、11人の先発メンバーに入るには相当な努力が必要です。
では、強豪校で1軍に入り、スタメンを勝ち取るにはどうすればいいのか?そのあたりのことを次から話していきます。
サッカー強豪校は腐ったら終わり【青森山田高校での腐ったら終わりな実体験談】
サッカー強豪校に入学する選手は、ほとんどが中学生の頃は部活やクラブチームでスタメンだった選手です。
チームの中心だった、10番を背負っていた、エースストライカーだったという過去があります。
しかし、それはあくまで狭い世界でのこと。全国各地から強豪校に集まるのは、所属チームでトップだった選手たちです。
当然、どの選手も技術が高く、それぞれ個人の特徴を持っています。
強豪校に入学後、あまりのレベルの高さに驚き、絶望してしまう選手は少なくないです。自信とやる気を失い、わざわざ県外から来たのに3年間一番下のカテゴリで過ごす選手も大勢います。
青森山田高校での腐ったら終わりな実体験談
僕の場合、青森山田に入学して1年目から1軍に入ることをサッカーノートに書いていました。
しかし、1年目はずっと2軍。ときには、もう無理だから上を目指すのは諦めようと思ったこともあります。
でもなんとか踏ん張り、日々厳しいトレーニングに取り組んでいました。2年生になってからは、1軍のサブ組に入れてもらえるようになりましたが、スタメンには届かず…。
結局3年生になってから2軍に落とされて、11月あたりまではずっと2軍でした。最後の最後に選手権メンバーに入ったのはいいものの、試合には出られず僕の高校3年間は終わったのです。
このとき、僕はもっとサッカーに時間を使えばよかったと後悔しました。日々の生活の周りには、様々な誘惑があります。
遊びに行きたいし、ゲームもしたい。高校生にもなれば恋愛もしたい時期です。僕はときに誘惑に負けることがありました。
自主練もせずにさっさと寮に戻って、寮を抜け出して彼女に会いに行ったり、同期と出かけたり…。
※青森山田高校で実際に遠距離恋愛した時の実話談です。
色々なことをした上でこれじゃだめだと思い、3年生になってからは目を血走らせながら努力して、選手権メンバーに滑り込むことができました。
1軍で活躍する選手のほとんどは陰で努力しています。普段ちゃらちゃらしているような選手でも、オンオフはっきりさせて虎視眈々と上を目指しているんです。
強豪校でのトレーニングは非常に厳しい。でも、レベルが高い環境でサッカーができるのは幸せなことでもあります。まず、そこに感謝しなければなりません。
断言できますが、本気で取り組んだ3年間は今後の人生において大きな自信となり、サッカー以外の部分で活きてきます。高校3年間を適当に過ごすのは非常にもったいないです。
厳しい世界なので、ちょっとでも気を抜いたらすぐ他の選手に追い越されてしまうでしょう。
そのとき、「仕方ないか」と思うか「悔しい!負けねえ!」と思うかでそのあとの行動が変わってきます。
「仕方ないか」と思ってしまう選手は、そのあとの時間を適当に過ごして後から後悔するケースが多いです。
一方、「悔しい!負けねえ!」と思う選手の場合は、最終的に1軍に上がる可能性もあります。
実際、最初は3軍だったのに最終的に1軍に上がり、スタメンとして選手権の試合に出場した選手もいます。
大事なのは”反骨心”です。もちろん、努力が必ず報われるほど甘い世界ではありません。
それでも、3年間諦めずに上を目指し続けたという事実は、一生自分の心の中に刻まれます。そして、今後の人生のどこかで高校3年間の努力が活きてくるのです。
自分を信じる3年間
自信を失ったり、絶望したりするときはあります。人は何があってもくじけないほど強くないので。
それでもいいのです。でも、周りに何と言われようが、自分だけは自分の力・可能性を信じ続けなければいけません。
自分を信じられなくなった時、その先にあるのは、つまらない何となく過ぎていく高校生活です。
自分を信じて日々を積み重ねていけば、たとえ高校最後の大会を観客席やベンチで見ることになっても、終わった瞬間は涙を流すことができます。
これは悔し涙とやりきった達成感の涙です。3年間を適当に過ごした選手は、涙すら流すことができません。それほど頑張ってこなかったので、悔しくないし達成感もないのです。
サッカー強豪校で活躍するのは簡単なことではありません。たとえ喜べるような終わり方ではなくても、歯を食いしばって努力してきた過程に僕は価値があると思っています。
もちろん結果は重要ですが、長い人生で自分を支えるのは本気で努力した過程です。
この記事は、いろんな方が読んでいると思います。選手であれば、今一度自分の取り組みを考え直してみてください。
このままで終わってもいいのでしょうか?
保護者の方であれば、お子さんに自信を与えてあげてください。「うるせえな、わかってるよ」とか言われるかもしれませんが、本当は嬉しいです。親からの言葉は良くも悪くも心に残ります。
強豪校で成功するために・・・
今回、青森山田高校サッカー部にいた僕の経験をもとに、強豪校で1軍に入るためのマインドの部分をお話させていただきました。
改めてどんな選手が生き残るのか振り返ってきましょう。
- 反骨心
- 努力を惜しまない
- 負けず嫌いであれ
- メリハリをもつこと
- 自分を信じ続けること
- 自分に期待し続けること
- 感謝の気持を持ち続けること
この様な選手が強豪校または青森山田高校でレギュラーとして活躍できる選手となります。
サッカー強豪校という戦場で生き残るには、技術以上に『メンタルやマインド』が重要になってきます。
今回はそのあたりのことをお伝えできたらと思い、ブログ運営者のイトウさんに自ら提案して、こういった形で記事を書かせていただきました。
今回の記事を読んで、みなさんの行動が少しでも変われば幸いです。