こんな方にオススメ!
- サッカーをしている小学生の保護者
- これから夏にむけて危険な熱中症対策を考えている保護者
- 家でできる熱中症対策を知りたい保護者
ここ数年記録的な暑さが日本を襲っていますよね。
2021年の最高気温は
最高気温
- 栃木県:37.2℃
- 山梨県:37.0℃
- 東京都心:35.7℃
と人間の平熱と同じもしくは微熱並の暑さが日本を襲いました。
この様なことから2022年度の夏は更に熱くなるのではないのかといった見解があります。
こんな暑さの中サッカーをするのだから十分に対策をねっていないと危険な状況になる恐れがあります。
保護者の方もそれを承知でサッカーをさせるのだからこそ知識や対策や予防を十分にしないといけません。
私はこの15年間でサッカーの指導中に熱中症になりかけた子どもやそれを看護した経験があることから
サッカーをしている小学生の熱中症対策や予防について詳しくご紹介していきます。
本文に入る前に当記事を書いているイトウについてご紹介していきます。
この記事の信憑性について
- 小学生のサッカー指導15年目
- 保護者の方に熱中症対策についての講義をしてきました。
- 毎年熱中症予防の講習を受けています。
15年間熱中症対策や予防をしましょう。
と保護者の方に講義をしたり講習を受けて来ているのでしっかりとした情報をご紹介出来ます。
更に私は高校生の時に試合中に熱中症になり泡をふいて病院へいった経験があることからどんな選手が熱中症になりやすいのかも伝えることが出来ます。
当記事を読むことで
- 小学生が熱中症にならない為の対策や予防がわかる
- 熱中症について学ぶことができる
- 熱中症になる選手の特徴がわかる
夏に向けて少しずつですがインプットしてもらえたらと思います。
熱中症とは
熱中症とは体温が上がり体中の水分や塩分がなくなることでバランスが崩れ体調を崩すことを熱中症と言います。
太陽の下、野球やサッカーは熱中症になりやすいと言われていますが実は一番なりやすいスポーツは体育館でやるバスケットボールやバレーの方が熱中症になりやすいと言われています。
理由について
熱中症は高温多湿な環境に長時間いることでなります。屋内でやるスポーツは風が吹くことがなくこもった状況の中で行われるのが原因で熱中症になりやすいと言われています。
熱中症になる選手の特徴について
熱中症について分かったところで次はサッカーをする上でどんな選手が熱中症になりやすいのかご紹介していきます。
熱中症になりやすい選手の特徴
- エアコンを付けた生活が多いい人
- 食事のバランスが悪い人
- 睡眠不足な人
- 水分をとっていない人
- 体調が宜しくない人
この5つの特徴はこれまで熱中症になりかけた選手やなった選手から直接聞いた話をもとにご紹介しています。
特に栄養面と睡眠面が偏るとすぐに体調の異変が起きてしまいます。
この5つの特徴に当てはまらないように家での生活を見直しましょう。
熱中症にならない為の予防3選
予防とは熱中症にならないためにする事前の準備が予防となります。
ではどんな予防が必要なのか見ていきましょう。
熱中症予防3選
- 暑さに負けない体づくりをしよう
- 水分補給をこまめに取ろう
- 生活習慣の改善をしよう
この3つが熱中症にならない為の予防となります。
暑さに負けない体づくりをしよう
暑さに負けない為の体づくりをしていきましょう。
家でできる暑さに負けない体づくりを紹介していきます。
体づくり
- 有酸素運動
- 40℃近くの風呂に入浴する
- 簡単なストレッチや筋トレ
上記の様なことをすることで暑さに負けない体づくりが出来ます。
夏本番が来る前に少しずつ体を夏モードにチェンジしていきましょう。
水分補給をこまめに取ろう
人間は暑くなると体から汗という水分を放出します。
そうなると水分がなくなり熱中症や脱水症状が起きて体調を崩します。
暑い時や真夏日はとにかく水分をこまめにとることで予防が出来るので水分を取り続けましょう。
他には6月にくる梅雨でも同じです。
湿度が上がり熱中症になりやすい環境となる為、水分を常に取り続けることでが重要です。
生活習慣の改善をしよう
熱中症にかからない為の生活習慣改善とはどんなことなのかご紹介していきます。
- バランスの良い食事をする
- 質の高い睡眠をとる
- 適度な温度を保つ
この3つを意識しながら生活習慣の改善をしていきましょう。
特に栄養面と睡眠はとても大事で選手のパフォーマンスに直接影響します。
質の高い睡眠を取るためには快適な室温にする必要があります。
暑すぎて睡眠が上手く取れない方はまずは部屋の室温にもこだわってみましょう。
実際に私が熱中症で試合中に倒れた時は前日に夜ふかしをしてご飯をあまりとっていなかったことが原因でした。
サッカー少年・少女が熱中症にならない為の対策5選
熱中症にならない為の予防にご紹介してきましたが次は対策についてご紹介していきます。
対策は予防と違って自分で気をつける手段や方法のことを対策と言います。
熱中症対策5選
- 体調が悪い時はサッカーは休もう
- サッカーの練習1時間前にはなるべくクーラーのない生活をしよう
- シャワーやタオルを使ってなるべく身体を冷やそう
- サッカーの練習後は疲労回復ドリンクや食べ物で補給しよう
- 服装に気をつけよう
上記のようなことをすることで熱中症対策が出来ます。
それでは一つずつご紹介していきます。
体調が悪い時はサッカーをお休みしよう
サッカーの練習日がったとしても体調が悪いだったり気持ちが優れない時は無理なく休みましょう。
熱中症になるケースでは
- 疲労感
- 気持ちの変化
- 体調が悪い
この様なときでも熱中症になることがあります。
特に小学生は身体も小さく免疫力も強いわけではない為、夏場は特に体調面とよく相談して練習に参加させましょう。
サッカーの練習1時間前にはクーラーのない生活をしよう
なぜ1時間前なのか説明します。
これまでサッカーの指導中に子供が急に顔色悪くしてしんどいといってきた事がありました。
理由を効いたところ練習が始まる10分前までクーラーの効いた部屋で寝ていたと言っていました。
クーラーの効いた部屋から急に地獄みたいな暑さのグランドに来たらそれは顔色悪くするよね。
と話をした記憶があります。
涼しいところから暑いところに慣れる必要があるため約1時間はクーラーのない部屋で身体を慣らす必要があります。
クーラーを使わないといはいえ暑いのでうちわや扇風機を使ったり工夫することも重要です。
シャワーやタオルを使って身体を冷やそう
練習前後にシャワーを浴びることで熱を逃がす事ができます。
練習中に熱中症対策グッズとしてタオルを濡らして身体に充てるなど練習前後から練習中に熱中症にならない為に工夫をする必要があります。
サッカーの練習後は疲労回復ドリンクや食べ物で補給しよう
サッカーの終わった後はオレンジジュースやハチミツレモンを取ることで疲労回復やエネルギーの補充をすることが出来ます。
終わった後のケアとして用意しておくと良いでしょう。
服装に気をつけよう
サッカー以外での服装では熱をこもらせない服装を選ぶことが熱中症対策につながります。
他には日差しから身を守るための帽子や日傘に日焼け止めなどを使って工夫していきましょう。
さいごに
以上がサッカー少年・少女に必要な熱中症対策と予防から熱中症になりやすい人の特徴でした。
これからどんどん暑さが倍増していきます。
夏が来る前に今からできる対策や予防をしていきましょう。