サッカー選手を引退したら次の仕事はどうするべき?
- 高校や大学でやってきたサッカーって仕事に活きるの?
- サッカーって社会人になるときにどんな役に立つんだろう
- セカンドキャリとはどういう意味?
世界中で愛されるスポーツ、サッカー。
その中で活躍し続ける選手たちがいますが、
- 高校サッカーから大学サッカー
- 社会人サッカーやプロのサッカー選手
が現役を引退した後、彼らはどんな人生を歩んでいくのでしょうか。
今回は、サッカー選手のセカンドキャリアについて、ご紹介します。
サッカーで培ってきたスキルは、単なる競技スキルにとどまらず、仕事や人生においても大きな役割を果たすことができます。
ここでは、サッカーで培ってきたスキルの中から、特に重要な7つをご紹介します。
現在、スポーツビジネス業界で働くイトウが解説します!
- サッカーで培ってきたスキルが分かる
- サッカーをしてきたことが仕事で役立つことが分かる
- セカンドキャリアの意味が分かる
サッカー選手のセカンドキャリアとは
はじめにセカンドキャリアについてご紹介します。
一度の職業から得た知識やスキルを生かして新たな職業に進むことをセカンドキャリアといいます。
サッカー選手といってもプロのサッカー選手以外にも同じことが言えます。
ここではプロのサッカー選手以外のアマチュアになる、高校や大学や社会人でのサッカー選手に対して伝えています。
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サッカーで培ってきたスキルはセカンドキャリアにおいて役に立つ?
結論からいうとサッカーで培ってきたものは『役立つものばかり』です。
では実際にどんなものが培ってきたものなのかご紹介していきます。
- 協調性
- リーダーシップ
- ストレス耐性
- プレッシャーへの対応力
- 適応力
- 粘り強さと努力
- 自己管理能力
上記のようなものは練習や試合の中で得たものになります。
このスキルにおいて仕事のときにどう役立つのかご紹介していきます。
協調性
協調性とは『他人と協力して物事を成し遂げようとする姿勢や能力』のことをいいます。
サッカーで培ったこの協調性は仕事においてチームを組んでプロジェクトを成し遂げるときに大いに役立つ能力となります。
協調性のある人は、周囲の人から信頼され、尊敬されることができます。
リーダーシップ
サッカーでよく言われるリーダーシップですが仕事ではどの様な役割を担うことになるのかご紹介します。
リーダーシップとは『組織やグループを目標に向かって導くための能力や資質』のことをいいます。
サッカーではチームを勝利に導くための役割ですが仕事で言うと以下となります。
- 自己の理念や価値観に基づいて、魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、人々の意欲を高め成長させながら、課題や障害を解決する行動力
- 組織の目的を達成するために、メンバーの能力を最大限に発揮させ、組織をまとめ上げていく力
- メンバーの信頼を得て、メンバーのモチベーションを高め、組織を目標に向かって導く力
ストレス耐性
ストレス耐性を得ることで『業務の進行や締切が迫ってきても冷静にモノゴトを判断できる』ようになります。
人がストレスを感じるときの状況として
- 人間関係からくるストレス
- 業務内容や作業量からくるストレス
- 不確実性な変化からくるストレス
この様な状況から人はストレスを感じます。
新しいプロジェクトに参加したり、会社が組織改編を行ったりする場合によく見られます。これによって、仕事のやり方や役割が変わることがあり、ストレスを感じることがあります。
こういった状況でもストレス耐性を獲得しておくと柔軟に対応できます。
プレッシャーへの対応力
サッカーの試合では常にプレッシャーを浴びながらプレイしなくてはいけません。
仕事においてプレッシャーへの対応力があると『プレッシャーのかかる中で正確かつ迅速な判断が出来る』ようになります。
特に上に位になればなるほど責任をとる側の立場になるためプレッシャーの対応力は求められます。
一つずつ仕事をこなしていくことでリーダーシップが身につき信頼される人間に成長できるしょう。
適応力
サッカーの試合では状況が刻々と変わります。選手たちは状況に応じて柔軟に対応する適応力を身につけています。
では仕事においてこの適応力が身についているとどうなるのでしょうか。
- 仕事の環境や業務内容が変化してもそつなく対応できるようになる
- 仕事に中での課題や問題に対して柔軟に対応できるようになる
サッカーは状況判断するスポーツだけに仕事の中でも役立つスキルとなります。
粘り強さと努力
サッカーは時間制限があるスポーツであり、選手たちは最後まで粘り強く戦い抜くことが求められます。
また、練習や試合での努力や献身的な取り組みも、サッカー選手が培ってきたものの一つです。
ではこの粘り強さや努力はどう仕事に繋がっていくのかご紹介していきます。
- 仕事のなかで目標達成をしたいという意欲が高まる
- 難しい業務内容において努力して成功しようと頑張ることが出来る
- チームや組織のために責任感のある行動ができるようになる
目指すべきゴールに向かって努力しながら粘り強く仕事が出来るようになります。
自己管理能力
サッカー選手は、練習や試合に加えて、自己管理能力も身につけています。
食生活や睡眠、トレーニングの調整など、自分自身を管理し、最高のパフォーマンスを発揮するための準備を整えています。
これらのスキルや経験は、サッカー選手が第一のキャリアを終えた後、セカンドキャリアにおいても活かすことができます。
例えば、リーダーシップやチームワーク能力は、コーチングや指導者としてのキャリアにおいて重要な要素となります。
また、ストレス耐性やプレッシャーへの対応力、適応力、自己管理能力などは、ビジネスや社会人としてのキャリアでも求められるスキルです。
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さいごに|サッカーで培ってきたスキルは全て財産となる
サッカーはただ楽しいからやっている訳ではありません。
試合に出るためだけでもありません。
選手時代のゴールはスタメンで試合にでるがゴールかもしれませんが、長い目でみたときに本当のゴールは現役生活を終えたあとの人生です。
サッカーとどう向き合ってきたのか、この過程が重要なんです。
この過程をしっかり積み重ねて来た選手は上記のようなスキルを身につけており、
セカンドキャリアでは十分な力を発揮することができるでしょう。
現在現役でサッカーをやっている方はいま一度、考え方を改めて真剣に取り組んでみてください。