こんな方におすすめ
- 小学生の20mシャトルランの平均値が知りたい人
- 指導の一環として20mシャトルランをやらせてみたい指導者
- 20mシャトルランは屋内と屋外どちらでやると良いのか気になる人
新体力テストでは必ず20mシャトルランの項目があると思います。
そこで最近の小学生の運動事情について知りたくなった私は当運動プログラムを実施するクラスで実際に20mシャトルランをやってみてデーターをとることに成功しました。
当記事では実際に20mシャトルランをやってみた感想や全国の平均値について詳しくご紹介していきます。
これから20mシャトルランを『学校のプログラム』または『サッカー指導』や『体操教室等』でやってみたいと考えている方は良かったら最後まで読んでみて下さい。
小学生の20mシャトルランの全国的な平均について
学年 | 全国平均 | 優れている | 劣っている |
---|---|---|---|
1年生 | 男の子(19回)女の子(17回) | 男の子(33回以上)女の子(27回以上) | 男の子(4回以下)女の子(5回以下) |
2年生 | 男の子(29回)女の子(22回) | 男の子(51回以上)女の子(37回以上) | 男の子(7回以下)女の子(7回以下) |
3年生 | 男の子(37回)女の子(31回) | 男の子(63回以上)女の子(51回以上) | 男の子(9回以下)女の子(9回以下) |
4年生 | 男の子(45回)女の子(36回) | 男の子(75回以上)女の子(59回以上) | 男の子(14回以下)女の子(13回以下) |
5年生 | 男の子(53回)女の子(41回) | 男の子(84回以上)女の子(66回以上) | 男の子(21回以下)女の子(16回以下) |
6年生 | 男の子(56回)女の子(46回) | 男の子(90回以上)女の子(73回以上) | 男の子(21回以下)女の子(18回以下) |
上記の数値は全国平均値から優れている数値と劣っている数値の表となります。
このサイトでは小学生以上の平均値や優れている数値に劣っている数値も見ることが出来ます。
全て2020年度に基づいた数値となっています。
20mシャトルランをやってみた感想
学年 | 測定日:2021年10月22日 | 前回の小学校での測定 | 全国平均値 |
---|---|---|---|
2年生(女の子) | 25回 | やったことがない | 17回 |
3年生(男の子) | 32回 | 31回 | 37回 |
3年生 (男の子) | 31回 | 25回 | 37回 |
3年生 (男の子) | 31回 | 40回 | 37回 |
3年生 (男の子) | 64回 | 69回 | 37回 |
4年生 (男の子) | 34回 | 16回 | 45回 |
4年生 (男の子) | 63回 | 45回 | 45回 |
5年生 (男の子) | 32回 | 34回 | 53回 |
5年生 (男の子) | 21回 | 41回 | 53回 |
6年生 (男の子) | 81回 | 76回 | 56回 |
これは私が持っているクラスの生徒10人の20mシャトルランの表になります。
赤色が最高数値となっています。
右側が全国平均値となっています。
みんな週一回の運動プログラグムを中心に別のスポーツをしている生徒や何もしていない生徒が一緒になって活動しています。
【スポーツの種類】
- 野球
- 水泳
10人中1人は野球、2人は水泳をやっており残りの7人は遊びで身体を動かすぐらいの活動量となっています。
6年生の男の子は3年生の時に一度サッカーをやっていただけであとは運動をしている訳ではありません。
この6年生の子は私が提供する運動プログラムを2年生の時に初めて4年目となります。
4.5年生の時に2年連続で運動神経が全国平均で見た時に飛躍的に伸びたことから学校でも表彰されている生徒となっています。
今回20mシャトルランをやってみて10人中5人が最高記録を出すことに成功しました。
数字というデーターを取ったことで次は年度末にもう一度測定をしていこうと考えています。
20mシャトルランをするなら屋内と屋外どちらが良いのか聞いてみた
新記録が出た生徒から出なかった生徒に屋内と屋外でシャトルランをするならどっちがいいか聞いてみました。
【屋内での20mシャトルラン】
- 滑り止めが効いていて走りやすかった
- 途中で集中力が切れた
- 屋内の方が走りにくかった
- 分からんけど走れた
【屋外での20mシャトルラン】
- 屋外の方がやる気が出る
- 屋外の方が砂で滑るから走りにくい
- 外の方が開放感があって走りやすい
【その他】
- 応援があるとどこででも走れる
- 今日は疲れたから走れんかった
以上が10人から聞いた様座な意見です。
さいごに
以上が20mシャトルランの全国平均値から実施した感想となります。
個人的にはこのような測定は個々の能力を見える化するためには是非やるべき種目だと思いました。
更に子供たちもモチベーションアップにつながり次に向けて頑張れるようになるきっかけ作りも出来るのでやりたいと考えている人は是非やってあげてください。
当記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。